
【岩手県】三陸に息づく伝統芸能の背景を探究する旅
青森県八戸市から岩手県、宮城県石巻市にかけての海岸線は「三陸海岸」と呼ばれています。東日本大震災後には「三陸国際芸術祭」が開催されるなど、同地域には、「⿅踊り」、「剣舞」、「⻁舞」、「さんさ」、「ナニャドヤラ」、「神楽」など、数多くの郷土芸能が存在し、世界でも類を見ない芸能の宝庫と言われています。
東⽇本震災後、復興⽀援のために被災地を訪れたコンテンポラリーダンサーたちの活動をきっかけに、2014年に始まった芸術祭。当初は三陸4市町村によるものだったが、2018年からは三陸の市町村と岩手県、⺠間団体が連携し現在では三陸15市町村を舞台に開催している。
芸術祭の主役は「舞踊・芸能」。三陸沿岸地域は、「⿅踊り」、「剣舞」、「⻁舞」、「さんさ」、「ナニャドヤラ」、「神楽」など、厳しい自然環境の中から生まれ、伝承されて来た数多くの郷土芸能の団体が存在する、世界でも類を見ない芸能の宝庫と言われている。
海外芸能団体や現代アーティストとの交流、「鑑賞型」と「体験型」のプログラムを通じ、こうした芸能の魅力を世界に伝え、地域づくりと復興を目指す。詳細は公式サイトをチェックしよう。
2023年度メインポスター
2017年三陸国際芸術祭より。浦浜念仏剣舞(大船渡) ©三陸国際芸術推進委員会
2018年三陸国際芸術祭より。クリンチン・マニス(インドネシア) ©三陸国際芸術推進委員会
2018年三陸国際芸術祭より。金津流浦浜獅子躍(大船渡) ©三陸国際芸術推進委員会
2022年三陸国際芸術祭より。岩手県立岩泉高等学校郷土芸能部(岩泉) ©三陸国際芸術推進委員会
2022年三陸国際芸術祭より。大槌町虎舞協議会(大槌) ©三陸国際芸術推進委員会