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【青森県・岩手県】東北・三陸沿岸の文化を体感する――「みちのく潮風トレイル」を歩く旅
青森県八戸市から岩手県、宮城県石巻市にかけての海岸線は「三陸海岸」と呼ばれています。2011年3月に発生した東日本大震災では、津波により甚大な被害を受けましたが、古くから海と山の恵みとともに暮らし、独自の文化を育んできた地域です。震災後に整備された「みちのく潮風トレイル」を歩けば、森や海が育んだこの地形だからこそ生まれた郷土芸能や食文化があることを体感できます。
東⽇本震災後、復興⽀援のために被災地を訪れたコンテンポラリーダンサーたちの活動をきっかけに、2014年に始まった芸術祭。当初は三陸4市町村によるものだったが、2018年からは三陸の市町村と岩手県、⺠間団体が連携し現在では三陸15市町村を舞台に開催している。
芸術祭の主役は「舞踊・芸能」。三陸沿岸地域は、「⿅踊り」、「剣舞」、「⻁舞」、「さんさ」、「ナニャドヤラ」、「神楽」など、厳しい自然環境の中から生まれ、伝承されて来た数多くの郷土芸能の団体が存在する、世界でも類を見ない芸能の宝庫と言われている。
海外芸能団体や現代アーティストとの交流、「鑑賞型」と「体験型」のプログラムを通じ、こうした芸能の魅力を世界に伝え、地域づくりと復興を目指す。詳細は公式サイトをチェックしよう。
2023年度メインポスター
2017年三陸国際芸術祭より。浦浜念仏剣舞(大船渡) ©三陸国際芸術推進委員会
2018年三陸国際芸術祭より。クリンチン・マニス(インドネシア) ©三陸国際芸術推進委員会
2018年三陸国際芸術祭より。金津流浦浜獅子躍(大船渡) ©三陸国際芸術推進委員会
2022年三陸国際芸術祭より。岩手県立岩泉高等学校郷土芸能部(岩泉) ©三陸国際芸術推進委員会
2022年三陸国際芸術祭より。大槌町虎舞協議会(大槌) ©三陸国際芸術推進委員会