銀の湯

日本三古泉に数えられ、豊臣秀吉も愛した由緒ある有馬温泉。赤褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」、2種の泉質のうち「銀泉」が気軽に楽しめる日帰り入浴施設がこちら。「銀泉」の泉質は、炭酸泉・ラジウム泉で、湯の色は無色透明。神経痛や関節痛などに効能ありといわれ、湯上り後は肌がしっとりうるおうと評判だ。

浴室は太閤秀吉が入浴したという岩風呂をイメージ。銀泉をたたえた広々とした浴槽に加え、噴き出す気泡が身体を刺激する「バイブラバス」や「打たせ湯」、「蒸気式サウナ」も備える。ボディソープやリンスインシャンプー、ドライヤーが完備され、タオル類は販売しているので、手ぶらでも気軽に利用できる。

外観は、神社や寺院が連なる寺町界隈の雰囲気に合わせた和のたたずまい。温泉街の中心部から少し離れているため、比較的人が少なく温泉情緒をゆったりと満喫できる。姉妹施設「金の湯」との2館券を利用すれば1,200円で2種の泉質が楽しめるのでオススメ。