高森湧水トンネル公園

豊富な湧水量を誇る全長約2kmの高森湧水トンネルのうち、約550ｍを公園化。トンネルの始まりは旧国鉄が計画した鉄道の掘削だったが、トンネル工事中に大量の出水に見舞われる事態に。その後も度重なる出水事故が発生して工事は中断された。現在はトンネルの一部が公園として整備され、トンネル内の歩道を歩けるほか、水の大切さやトンネルの歴史について学べる水の資料館「湧水館」もあり。

トンネル内の温度は年間を通して17度と、夏は涼しく冬は暖かい。水路に沿って歩道を進むと水源にたどり着き、その手前には仕掛け噴水がある。仕掛け噴水「ウォーターパール」は、水に特殊な音波を与えて球体にして、そこに光を当てることで幻想的な空間を作り出す装置だ。毎年7月には「七夕まつり」、12月は「クリスマスファンタジー」が開催され、トンネル内が彩られる。