出雲文化伝承館

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

出雲文化伝承館

出雲流庭園を眺め、出雲地方の伝統を今に伝える。

更新 :

出雲地方特有の美しい築地松(ついじまつ)に囲まれた施設で、「今の時代に失われつつある出雲地方の伝統を今に伝える」ことを目的に開館した。

門をくぐると、かつて豪農として財を成した旧江角家の母屋が目の前に。明治29年(1896)に建てられた立派な屋敷を移築しており、往時の伝統的な建築の特徴を実感できる。ゆとりのある土間、ケヤキの大国柱、クロマツの梁組など、威風堂々とした造りはもちろん風格漂う雰囲気も見事。また三の間、二の間、書院と座敷が続く三間造りの室内へは靴を脱いで上がることも可能だ。

書院からは、砂を敷き詰めた枯山水の出雲流庭園の眺めがすばらしい。クロマツを中心に緑樹が植栽され、石庭園は約430坪の広さを誇る。飛び石や灯籠にまじって、手水鉢も配されているのは、茶の湯の影響からだという。

庭園をゆったりと眺めた後は、工房にて日本を代表する美術工芸品や郷土ゆかりの作家の作品を展示する展覧会を楽しもう。詳細は公式HPをチェック。

ポイント

  • 美しい築地松に囲まれた、出雲地方の伝統を今に伝える文化施設。
  • 明治29年に建てられた豪農の屋敷をそのまま移築。自由に見学ができる。
  • 約430坪の広さを誇る出雲流庭園の眺めはすばらしいの一言。
  • 日本と出雲の文化を伝える作品を鑑賞できる。

写真

  • 明治20年代後半に築かれ、昭和初期に拡張された庭園

    明治20年代後半に築かれ、昭和初期に拡張された庭園

  • 出雲市の文化財に指定されている旧江角邸の屋敷

    出雲市の文化財に指定されている旧江角邸の屋敷

  • 出雲流庭園は畳敷きの書院から眺めることのできる

    出雲流庭園は畳敷きの書院から眺めることのできる

  • さまざまな催し・特別展が行われる企画展示室

    さまざまな催し・特別展が行われる企画展示室

  • 千利休とゆかりのある歴史的価値の高い茶室「独楽庵」

    千利休とゆかりのある歴史的価値の高い茶室「独楽庵」

  • 樹齢800年の欅板を用いて作られた衝立も展示する

    樹齢800年の欅板を用いて作られた衝立も展示する

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

あります。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。

Q

喫煙スペースはありますか?

A

あります。

口コミ

基本情報

日本語名称
出雲文化伝承館
郵便番号
693-0054
住所
島根県出雲市浜町520
電話
0853-21-2460
定休日
月曜(祝日の場合は開館)、年末年始
時間
9:00〜17:00(入館〜16:30)
料金
無料(特別展は別途観覧料が必要)
アクセス
一畑電鉄「浜山公園北口」駅から徒歩約20分
クレジットカード
不可
公式サイト
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