造幣局広島支局

ポピュラーなものから他ではあまりお目にかかれないレアな品種まで約60品種、約210本を数える造幣局広島支局内の桜。普段構内は工場見学（開催期間前後は工場見学は受入休止）等を除いて関係者以外立ち入ることはできないが、毎年4月上旬〜中旬の開花に合わせ約1週間「花のまわりみち」として一般に開放。遅咲きの八重桜が中心のため、ソメイヨシノが多い他のお花見スポットの見頃が過ぎた後で楽しめるのもポイント。

「桜の通り抜け」で有名な大阪の造幣局本局から昭和42年(1967）に移植された桜がその2年後に花を咲かせ、職員たちの目を楽しませてきた。平成3年(1991）に造幣局創業120年の記念事業として一般公開がスタート。現在では春の風物詩として広島市民に親しまれている。

造幣局及び周辺には駐車場がないため、来場の際は公共交通機関を利用してください。一般開放の期間中は五日市駅北口から臨時のシャトルバス（有料）も運行している。