達谷窟毘沙門堂 別當 達谷西光寺

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

達谷窟毘沙門堂 別當 達谷西光寺

岩壁に填め込まれた形で建てられた懸造の毘沙門堂で知られるお寺で、心を込めて参拝しよう。

更新 :

今からおよそ1200年も前、征夷大将軍坂上田村麻呂公が東北地方を支配していた蝦夷を討伐し、その戦勝と神仏の加護に感謝し建立。京都の「清水寺」を模して建てられた九間四面の毘沙門堂には108体の毘沙門天がお祀りされ、鎮護国家の祈願所としての役割を果たしてきた。

長い歴史の中、戦火やさまざまな災害により、現在の五代目となる毘沙門堂は昭和36年(1961)に再建された。堂内に約30体の毘沙門天が祀られており、今も当時の姿に戻すべく、修復や新造が進められている。そのほか、「生きるが如し」と称される辯戝天(蝦蟆ヶ池辯天堂)、県指定文化財の丈六不動明王(姫待不動堂、現在修復中、令和7年《2025》落慶予定)、阿弥陀如来の磨崖仏等が残っている。

毘沙門堂内陣で頒布している「牛玉寶印(ごおうほういん)」(一体千円)は悪鬼を祓い福を招く等の功徳があり、「最強の御札」とも呼ばれている。

毘沙門様は家内安全・開運等、辯天様は商売繁盛・縁切り、不動様は大願成就、火伏等、各御堂さまざまな功徳がある現世利益の御寺。心を込めて手を合わせて、仏様へのお祈りをしよう。

ちなみに境内は清浄な御神域のため、飲食、喫煙、ペットを伴ってのご参拝は固く禁じられているのでご注意を。

ポイント

  • 東北地方を支配していた蝦夷を討伐した征夷大将軍坂上田村麻呂公が建立。
  • 岩壁に填め込まれた形で建てられた懸造の毘沙門堂が見どころ。
  • 境内は清浄な御神域のため、飲食、喫煙、ペットを伴ってのご参拝は厳禁。

写真

  • 特徴的な建物は「清水寺」がモチーフ

    特徴的な建物は「清水寺」がモチーフ

  • 山の斜面にくっつくように建つ

    山の斜面にくっつくように建つ

  • 磨崖仏は現在、顔の部分だけが残っている

    磨崖仏は現在、顔の部分だけが残っている

  • 悪鬼を祓い、福を招く「牛玉寳印」の御札

    悪鬼を祓い、福を招く「牛玉寳印」の御札

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

御朱印はありますか。

A

御朱印は三体「毘沙門様」「辯天様」「御不動様」。

Q

駐車場はありますか?

A

30台 無料。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。

口コミ

基本情報

日本語名称
達谷窟毘沙門堂 別當 達谷西光寺
郵便番号
029-4102
住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字北沢16
電話
0191-46-4931
定休日
なし
時間
8:00〜17:00(冬季は〜16:30)
料金
拝観料大人500円、高校生・中学生200円
アクセス
JR東北本線「平泉」駅からタクシーで約10分
クレジットカード
不可
公式サイト
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