道の駅 米沢

戦国時代の武将、上杉氏の城下町として多くの歴史スポットがあり、県南の玄関口に位置する「置賜（おきたま）地方」。その中心地である米沢市川井に2018年4月にオープンしたゲートウェイ型の道の駅。

城下町をイメージした造りの施設で、米沢での旅をサポートする総合観光案内所をはじめ、米沢ブランドの代表格の米沢牛を味わえる絶品グルメや、置賜エリアから新鮮で取れたての安全・おいしい農産物や惣菜の販売など、米沢の魅力を存分に堪能することができる。単なる立ち寄り施設にとどまらない、工夫が満載だ。

施設内の女性用トイレには有機ELの照明を使用したパウダールームを設置。ゆっくりと化粧直しすることもできるほか、電気自動車のための、有料のEV充電施設も設置され、20円/分で利用可能。ほかにも地域の情報コーナーに上杉家に関連するパンフレットが設置されているなど、この地方の歴史も施設を楽しみながら学べるようになっている。

また、電車で訪れる利用者にも配慮され、JR「米沢」駅と道の駅米沢間ではワンコインタクシーも利用可能。さらにレンタサイクルも設置されているので、この道の駅を拠点に米沢市エリアを自分のペースでたのしむ使い方もできる。