伊豆沼・内沼

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

伊豆沼・内沼

渡り鳥たちの安息の地。水辺に暮らす生き物たちの観察スポット。

更新 :
監修 : 栗原市

ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の登録湿地に認定されている、宮城県内で最大級の淡水湖沼。バードウォッチング、水生植物の鑑賞で人気のスポットだ。

毎年冬になると、極東ロシアから2,000〜3,000羽のオオハクチョウが越冬のためにやって来る。沼の堤防からは頭上を飛んでいく白鳥の優美な姿が観察でき、餌となる沼に生育中のハスの地下茎(レンコン)を懸命に掘ろうとぽっこり水面上にお尻を出している様子なども見られる。

マガンの越冬地としても知られていて、毎年10数万羽が集まってくる。昼間は付近の水田で落ち籾を食べ、夜になると沼で休息する生活スタイル。国内最大級のガンカモ類の越冬地であり、10月から2月まで沼で越冬する。朝日とともに飛び立つ光景は、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれており、国内外から多くの観光客が訪れている。これら以外にも、オオヨシキリ、ミサゴ、カモ類、サギ類など季節ごとにさまざまな種類の鳥を観察できる。

7月下旬〜8月下旬にはピンク色のハス、黄色いアサザ、小さく白いガガブタなどが花開き、水面を鮮やかに彩る。その花々の下にはタナゴ、モツゴ、ハゼが生息していて、コイ釣りやヘラブナ釣りを楽しみに来る人も多い。

ポイント

  • 冬はオオハクチョウ、マガンの大群が越冬のため訪れ、その様子を観察できる。
  • 他にはオオヨシキリ、ミサゴ、カモ、サギなど、季節ごとに違った野鳥も観察できる。
  • 鳥をビックリさせないよう、静かに見守ろう。
  • 夏には水面にハスの花が咲き乱れ、一面、ピンク色に変わる。
  • タナゴ、モツゴ、ハゼといった魚も見られる。

写真

  • 水辺に暮らす、さまざまな生物を観察できる。水深は平均80cmと浅い
(写真:宮城県)

    水辺に暮らす、さまざまな生物を観察できる。水深は平均80cmと浅い (写真:宮城県)

  • 越冬のため、毎年2,000〜3,000羽のオオハクチョウが飛来してくる
(写真:宮城県)

    越冬のため、毎年2,000〜3,000羽のオオハクチョウが飛来してくる (写真:宮城県)

  • ひと冬を過ごすためマガンもやって来る。捕食のため、早朝、一斉に目的地へ飛び立つ景色は圧巻
(写真:宮城県)

    ひと冬を過ごすためマガンもやって来る。捕食のため、早朝、一斉に目的地へ飛び立つ景色は圧巻 (写真:宮城県)

  • 夏になると沼の水面には花々が咲き乱れ、パッと鮮やかに
(写真:宮城県)

    夏になると沼の水面には花々が咲き乱れ、パッと鮮やかに (写真:宮城県)

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

外国語のパンフレット・案内看板等はありますか?(ある場合、対応言語もお知らせください)

A

パンフレットは英語・中国語・韓国語版あり/案内板は英語版あり

Q

エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

あります。(宮城伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター内)

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。

Q

トイレはありますか?

A

あります。

Q

喫煙スペースはありますか?

A

あります。(屋外喫煙スペースのみ)

Q

マガンやオオハクチョウはいつ頃見られますか?

A

マガンは10月から2月にかけて、オオハクチョウは11月から2月にかけて見られます。

Q

ハスの見頃はいつですか?

A

ハスは8月初旬が見頃です。昼には花が閉じてしまうので、午前中にお越しください。

口コミ

基本情報

日本語名称
伊豆沼・内沼
郵便番号
989-5504
住所
宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味17-2(宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター)
電話
0228-33-2216(宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター)
定休日
散策自由 ※宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターの休館日は、毎週月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末(12/29〜31)
時間
散策自由
料金
散策自由
アクセス
JR東北新幹線「くりこま高原」駅から車で約10分
公式サイト
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