清春芸術村

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

清春芸術村

廃校の小学校跡地に建てられた文化複合施設。

更新 :
監修 : 清春芸術村

山梨県の北西部、県最北端に位置する北杜市。美しい山岳景観に囲まれたロケーションにある、清春芸術村は、廃校になった清春小学校の跡地にできた文化複合施設だ。

1977年に日本を代表する画商、吉井長三氏によって創設。芸術家の国際交流の場として、集合住宅アトリエをはじめ、陶芸工房、美術館といった施設が作られていった。

清春芸術村に到着するとまず目に飛び込むのは、シンボル的存在の「ラ・リューシュ」。エッフェル塔の建築家、ギュスターブ・エッフェルによる設計で、パリ万国博覧会(1900年)のパビリオンに使用されたもの。吉井長三氏はこの設計図を買いとり、同じものを1981年にこの場所に再現させた。美しいデザインは、広々とした芸術村の中でもひときわ目立つ建物だ。

ほかにも、武者小路実篤や志賀直哉など白樺派にまつわるあらゆるものを展示した「清春白樺美術館」や安藤忠雄氏設計の「光の美術館」など見どころ多数。

敷地内には、1925年に植樹されたソメイヨシノがあり、桜の名所としても有名だ。

ポイント

  • 1977年に清春小学校の跡地に創設。
  • 創設者は日本を代表する画商の吉井長三氏。
  • 芸術家の国際交流の場としてアトリエや美術館などが増設された。
  • 日本ではじめての一大アートコロニーとして注目された。
  • 春には敷地内のソメイヨシノが咲き誇り桜の名所としても有名。

写真

  • [ラ・リューシュ]現在もパリの記念建築とされているものと同様のギュスターブ・エッフェルの建築。アーティストのための創作の場として、パリ以外にもう一つ、清春に完成(ショップ・資料室を除き内部は非公開)

    [ラ・リューシュ]現在もパリの記念建築とされているものと同様のギュスターブ・エッフェルの建築。アーティストのための創作の場として、パリ以外にもう一つ、清春に完成(ショップ・資料室を除き内部は非公開)

  • [光の美術館] 2011年、安藤忠雄氏の設計により創設された、自然光のみの美術館。展示室は一切の人工照明がなく、刻一刻と変化する光のなかに身をおくことができる

    [光の美術館] 2011年、安藤忠雄氏の設計により創設された、自然光のみの美術館。展示室は一切の人工照明がなく、刻一刻と変化する光のなかに身をおくことができる

  • [清春白樺美術館] 1983年谷口吉生氏の設計によりついに完成させた “幻の美術館”。 白樺派にまつわるあらゆるものを展示

    [清春白樺美術館] 1983年谷口吉生氏の設計によりついに完成させた “幻の美術館”。 白樺派にまつわるあらゆるものを展示

  • [茶室徹] 2006年に完成した、建築史家・藤森照信氏の設計による高さ地上約4m、室内1.7壺の茶室。清春芸術村の樹齢80年の檜が茶室を支える(内部非公開)

    [茶室徹] 2006年に完成した、建築史家・藤森照信氏の設計による高さ地上約4m、室内1.7壺の茶室。清春芸術村の樹齢80年の檜が茶室を支える(内部非公開)

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?

A

清春白樺美術館・光の美術館内にございます。
ホームページや館内で記載をしているわけではありませんので、使用希望の方はスタッフまでお声がけください。

Q

コインロッカーはありますか?

A

コインロッカーはございませんが、『ラ・リューシュ』のショップにてお荷物のお預かりをすることができます。
お荷物の預かりを希望される方は、ショップスタッフにお声がけください。

Q

トイレはありますか?

A

『清春白樺美術館』に男子トイレ1つ・女子トイレが2つ、『光の美術館』に男女兼用のトイレが1つございます。

Q

再入場(再入園)は可能ですか?

A

チケット購入をした当日でしたら再入場が可能です。
再入場される際に、受付で購入したチケットを見せるようにお願いいたします。

Q

喫煙スペースはありますか?

A

申し訳ございません。清春芸術村内は禁煙です。

Q

駐車場はありますか?

A

清春芸術村のすぐ横に無料の駐車場がございます。

Q

傘の貸し出しは行っていますか?

A

特に行っておりません。

Q

休館日について

A

年末年始・月曜日(祝日の場合は翌平日休み)
営業時間は10:00〜17:00(入館は16:30まで)

口コミ

基本情報

日本語名称
清春芸術村
郵便番号
408-0036
住所
山梨県北杜市長坂町中丸2072
電話
0551-32-4865
定休日
月曜(祝日の場合は翌平日休)・年末年始
時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金
1,500円、大学生・高校生1,000円、小・中学生以下は無料
アクセス
JR「長坂」駅から車で約5分
クレジットカード
ミュージアムショップのみ使用可。入場料は現金のみ
公式サイト
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