忍者武器ミュージアム

華やかな芸妓さんが行き交い、出格子が美しい茶屋建築が連なる「にし茶屋街」の一画に立地。石川県では唯一となる「忍者」がメインの民間ミュージアムで、築百年をこえる町家を改装した建物内で営業している。

館内にはかつて忍者が使用していたとされる中世の武器を約50種類160点以上を展示しており、忍者を題材にした映画でもおなじみの手裏剣、鎖武器をはじめ、重厚感のある甲冑なども公開。なかには日本生まれの武器も数多く、間近で鑑賞して、乱世を乗り越えてきた激動の歴史を振り返ることができる。

また子どもも参加できる手裏剣投げコーナーでは、複数の刃を持つ風車型の「車手裏剣」と、短い鉄棒の先端が鋭利に尖った「棒手裏剣」の体験が可能だ。

ミュージアムから徒歩圏内の場所には、忍者寺の愛称で知られる「妙立寺」もあり。両スポットをセットで訪れて神秘的な忍者の世界に浸ろう。