里山十帖

新潟県・南魚沼の里山にひっそりと佇む「里山十帖」は、雑誌「自遊人」の編集長でクリエイティブ・ディレクターの岩佐十良氏が手掛ける温泉宿。体験と発見のある宿をコンセプトに、館内のデザインからインテリア、器、寝具類に至るまでこだわりを詰め込んだ宿泊体験を提案している。

宿泊施設で初めて「グッドデザイン賞 BEST100」を受賞した建物は、築150年の古民家をリノベーションしたもの。客室は巻機山を望むマウンテンビュー、森の景色を楽しむフォレストビュー、離れの3タイプで、露天風呂付きの贅沢な部屋もあり。巻機山をはじめ、上信越国境の山々を望む絶景露天風呂も評判だ。

メインダイニング「早苗饗 SANABURI」で提供する料理は、新潟各地の農家から仕入れた野菜が中心。さらに南魚沼産コシヒカリ、日本酒、発酵食など、新潟の豊かな食文化を体感できるメニューが並ぶ。