秋保大滝（あきうおおたき）

宮城県仙台市や名取市を流れて太平洋に注ぐ名取川上流部にある滝。幅6ｍ、落差55mものビッグスケールを誇り、「日本の滝百選」に選ばれている。轟音をたてて流れ落ちる豪快な様子が圧巻で、国の名勝にも指定されている。

艶やかな秋の紅葉はもちろん、可憐な春の桜、さわやかな夏の深緑、森閑とした冬の雪景色など、四季折々に異なる表情で出迎えてくれるのも魅力。滝を見下ろせる「滝見台」までは、大型駐車場から徒歩5～10分ほどで行けるほか、さらに遊歩道まで足を延ばせば滝壺へも気軽に行くことができる。滝つぼから見上げる大瀑布は、より一層の迫力を感じさせ、見る者の目を奪う。

イチョウの大木のある「秋保大滝不動尊」や、約200種の植物が出迎える「仙台市秋保大滝植物園」など、近隣にも観光スポットが点在するため、休日は多くの人が訪れる。