五百羅漢寺

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五百羅漢寺

東京都指定有形文化財の仏像群を祀る寺。

更新 :
監修 : 五百羅漢寺

「目黒のらかんさん」として多くの人に親しまれてきた五百羅漢寺。元禄8年(1695)に現在の江東区に建立され、明治20年(1887)に墨田区へ、明治41年(1908)に現在地へ移転した。

羅漢とは、釈迦の説法を実際に聴き、教えのとおりに修行に励んで煩悩を払い聖者になったとされる実在の人物。五百羅漢寺の本堂では、釈迦が羅漢に説法している光景が再現されている。現在の本堂は昭和56年(1981)に再建されたもので、その近代的なたたずまいも必見。

当初500体以上あったと伝わる羅漢像は、仏師でもあった松雲元慶禅師が江戸の町を托鉢して集めた浄財をもとに十数年の歳月をかけて彫りあげたもの。305体が現存しており、木造釈迦三尊とともに東京都の有形文化財に指定されている。一体一体、表情やポーズが異なる300体以上の羅漢像、諸仏像は圧巻だ。

ほかにも、寺宝や歴史資料が展示されている聖宝殿、再起地蔵尊と呼ばれる3メートルを超える地蔵、俳人「高浜虚子の句碑」「さくら隊原爆殉難碑」など、見どころが豊富。

ポイント

  • 東京都重要文化財に指定されている木造の羅漢像と釈迦三尊。
  • 表情やポーズが一つひとつ異なる300以上の羅漢像の集まりは圧巻の景色。
  • 本堂は昭和56年(1981)に再建された近代的なたたずまい。
  • 3メートルを超える巨体をもち、再起の願いを叶えてくれる再起地蔵尊。

写真

  • モダンな外観の本堂

    モダンな外観の本堂

  • 本堂の中央には手に一輪の花を持つ釈迦如来像が

    本堂の中央には手に一輪の花を持つ釈迦如来像が

  • 本堂に納めきれない146体の羅漢像が安置される羅漢堂

    本堂に納めきれない146体の羅漢像が安置される羅漢堂

  • 一体一体表情やポーズが異なる羅漢像

    一体一体表情やポーズが異なる羅漢像

  • 身丈3.5メートルの再起地蔵尊

    身丈3.5メートルの再起地蔵尊

  • 聖宝殿では、さまざまな歴史的な資料も展示

    聖宝殿では、さまざまな歴史的な資料も展示

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

御朱印はありますか。

A

あります。通年の御朱印と、限定の御朱印があります。

Q

駐車場はありますか?

A

ありません。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。

口コミ

基本情報

日本語名称
五百羅漢寺
郵便番号
153-0064
住所
東京都目黒区下目黒3-20-11
電話
03-3792-6751
定休日
無休
時間
9:00〜17:00(拝観受付は16:30まで)
料金
大人500円、65歳以上400円、学生(高校生以上)400円、中学生以下無料
アクセス
1)東急目黒線「不動前」駅から徒歩8分
2)JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線「目黒」駅から徒歩約12分
3)東急バス「不動尊参道」バス停から徒歩2分
クレジットカード
不可
公式サイト
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