牧崎風の公園

角島の最北端にある「牧崎風の公園」では、ダイナミックな自然を体感できる。

ダルマギク（開花は10月下旬から11月中旬）の群生地として知られ、整備された遊歩道を歩きながら季節ごとの風景が楽しめる。日本海を一望することができ、春夏には爽やかな海風が吹き、冬には打ち寄せる荒波を見ることができる。

北端から眺める水平線は圧巻。どこまでも続く青い日本海と空、そして草原の大地はまるで絵画のよう。海岸線には、太古の火山活動によって生まれた柱状節理が独特の景観を作り出しており、規則正しい柱状の岩肌は自然の力強さを物語っている。夕陽に照らされ浮かぶ、幻想的な岩壁も見応えがある。

牧崎風の公園の手前にある放牧場では、奈良時代から続く牛の放牧が行われている。運が良ければ悠々と草を食む牛の姿を見ることができる。

日常の忙しなさから離れ、リフレッシュするのに最適なスポットだ。