とらや工房

室町時代後期創業の和菓子屋「とらや」が「和菓子屋の原点を今の時代に再現したい」という想いから、2007年にオープン。もともと別荘だったという約5,600坪の広大な敷地を利用して展開している。

趣のある茅葺の山門を抜けると、四季ごとに表情を変える広々とした庭園がお出迎え。木漏れ日が優しい散策路を抜けると現れるガラス張りの建物は、厨房、販売所、テラス席、喫茶席の4つの空間で構成されている。厨房では、職人がどら焼きの生地を焼いたり、自慢のあんをつくったり、菓子づくりする様子を見学でき、販売所では季節の素材を活かした工房限定の和菓子や、どら焼きや大福などが購入できる。

喫茶室では、出来立ての和菓子はもちろん、イートイン限定メニューを提供。天然の天草を使った寒天に工房特製の阿波糖蜜をかけた「あんみつ」などの定番のほか、季節限定メニューも登場。