大崎バルーンフェスティバル

仙台市から北西に車で約2時間の大崎市で毎年11月に開催される熱気球の競技大会。2024年は第37回を迎える。岩出山から大崎平野に向かって吹く西風、周囲に高圧電線が少ないこと、さらに民間旅客機の航路が少ないことが熱気球のフライト条件にピッタリなのだとか。

江合川河川公園に全国から熱気球が集まり、数キロメートル離れたポイントにできるだけ熱気球を近づけてマーカーを落とす競技などが行われる。熱気球は全長20m以上あり、澄み渡る秋の青空に向かって色とりどりのバルーンが次々に飛び立つ姿は壮観。

2日間ある大会は、熱気球のフライトのほか、両日ともさまざまなイベントが実施される中、地上にロープで繋いだ熱気球に試乗できる係留気球体験は特に人気。先着順・人数限定のため、毎年早い人は深夜から整理券を配布する行列に並ぶそう。