山梨県立美術館

1978年の開館以来、「ミレーの美術館」として親しまれている山梨県立美術館。

この美術館では、ジャン＝フランソワ・ミレーの作品を70点所蔵。《種をまく人》や《落ち穂拾い、夏》など、彼の代表作が間近に鑑賞できるのが魅力だ。

ミレーのほかにも自然主義的な風景画や農民画を描いたバルビゾン派の画家たちの作品、横山大観、山梨県にゆかりのある作家の作品を含む日本の近現代美術など、約1万点もの貴重なコレクションを所蔵している。コレクション展は年に4回の展示替えが行われているので、訪れるたびに新たな芸術品を目にすることができるのも魅力的だ。

また、美術館が位置する芸術の森公園内には、ロダンやヘンリー・ムーアといった著名な彫刻家の作品が点在している。晴れた日には園内から富士山を眺めることもでき、アートと自然が融合した素晴らしい空間が広がる。