仙娥滝(せんがたき)

山梨県を代表する景勝地・昇仙峡。その奥深くには、日本の滝百選にも選ばれた「仙娥滝」がある。その名の由来は、中国神話に登場する月に住む仙女、嫦娥（じょうが）にちなみ、「月のように美しい滝」という意味が込められている。

地殻変動によって生まれた断層から流れ落ちる水は、高さ約30m。岩肌を削りながら轟音を立て、飛沫が舞い上がり、その迫力はまさに圧巻。

特におすすめの訪問タイミングは、秋の紅葉シーズン。周囲の木々が赤や黄色に染まり、滝とのコントラストが美しい絶景が広がる。新緑が萌え出る春、真っ白な雪化粧を纏う冬、そして、春から秋にかけては夜間のライトアップも行われ、訪れる度に異なる美しさを堪能できる。

駐車場から遊歩道を通ってわずか5分。マイナスイオンに包まれながら、心身のリフレッシュできること間違いなし。

滝の周辺には、食事処や土産物店が立ち並び、散策の合間の休憩や、お土産選びも楽しめる。