伯耆古代の丘公園

古墳時代中期から後期に造営された向山古墳群を中心に整備された公園。2つの独立した丘陵内に、前方後円墳8基を含む全15基の古墳が点在し、1994年に国の史跡に指定された。

公園内には、高さ15ｍの高床式建物や竪穴住居が復元され、古代人の生活に思いを馳せることができる。また、周囲に104体もの埴輪が設置された古墳時代中期の帆立貝式古墳も復元。古墳時代にタイムトリップした気分になれる空間だ。

桜、アジサイ、シュウメイギクや梅など季節毎に咲き誇る草花も見どころ。特に、約40種類のハスが池を覆うように花を咲かせる6月中ごろから8月の景色がおすすめ。推定2000年前の遺跡から見つかった種が発芽したと言われる大賀蓮も必見。

全面芝生の広大な「お祭り広場」、木製フィールドアスレチックがある「冒険広場」もあるので、一日中遊ぶことができる。近くに、淀江町内の遺跡から出土した土器や壁画を展示する「上淀白鳳の丘展示館」にもぜひ立ち寄ろう。