釧路市湿原展望台

日本最大の湿原・釧路湿原。釧路川が蛇行しながら流れる約26,000haの広大な土地に、国の特別天然記念物のタンチョウをはじめ約2,000種の貴重な動植物が生息する自然の宝庫だ。湿原西側の高台にある釧路市湿原展望台は、釧路湿原が初めてなら最初に訪れるのをおすすめするスポット。

3階建ての建物は2階からが有料展示。3階の展望室と屋上からは湿原や阿寒の山々、釧路のまちなどをパノラマで楽しめる。2階には湿原を再現したジオラマや動植物の模型、映像コーナーなど湿原に関するさまざまな資料を展示。1階はショップとレストランになっており、入場無料で利用できる。

周辺には展望台を起点にした1周約2.5kmの遊歩道が整備されており、散策しながら手つかずの自然に親しめる。遊歩道の途中にはあるサテライト展望台からは、どこまでも続く湿原を一望。日本にいることを忘れさせるような眺めはまさに絶景だ。サテライト展望台までは、ユニバーサルデザインの右回りルートを使えば車イスでもアクセス可能。