
明治15年(1882)頃に創業し、現在は4代目と5代目が暖簾を守る老舗寿司店。看板メニューは紀州の郷土料理「なれすし」。なれすしとは、塩漬けした魚と米を乳酸発酵させた食品のこと。和歌山県のなれすしは主にサバを使用しており、滋賀県の鮒ずし、秋田県のハタハタ寿司と並び日本三大なれすしに数えられている。酢や砂糖などがなかった時代から作れていたため、使う調味料は塩のみ。独特な匂いが特徴だが、季節や発酵加減によって味や匂いは変わるので、「寿司の元祖」と言われる味にぜひチャレンジしてみよう。
また、一夜漬けと呼ばれる「早ずし」も提供。なれすしを現代風に改良したもので、酢を使うのが特徴だ。サバの旨みを引き出すために余分な調味料は使わず、サバの旨みがシャリを合わさることで深みのある味わいを楽しむことができる。
ほかにもゆず酢を使ったさんま寿司や小鯛寿司、鮎の甘露煮の寿司などもスタンバイ。「紀土」、「黒牛」といった地酒とともに、郷土名物を堪能したい。
ポイント
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寿司の元祖といわれる「なれすし」が楽しめる。
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食べやすい「早すし」も提供。
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ほかにも巻きすしや押し寿司などが味わえる。
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地酒が豊富。
写真
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「あせ」という葉で巻かれる「なれすし」
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「なれすし」を食べやすくした「早すし」
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さんま寿司も和歌山の名物
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薄いピンクが特徴の「小鯛寿司」
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紀ノ川周辺の名物寿司「鮎甘露姿寿司」
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5代続く老舗の寿司店
公式FAQ
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
テイクアウトは可能ですか?
可能です
Q
店内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?
ないです
Q
席の予約は可能ですか?
できません
Q
喫煙スペースはありますか?
ないです
Q
いつでもなれすしが食べられますか?
なれすしは7月~8月はお休みになります。
さんますしは5月~9月はお休みになります。
小鯛寿司は、入荷が不安定なために売り切れていることがあります。
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 弥助寿司
- 郵便番号
- 640-8033
- 住所
- 和歌山県和歌山市本町4-31
- 電話
- 073-422-4806
- 定休日
- 水曜(祝日の場合は営業)
- 営業時間
- 11:00〜20:00頃
- 予算
- 3,000円〜
- アクセス
- 南海「和歌山市」駅から徒歩10分
- クレジットカード
- 不可