
国の有形文化財にも登録されている「旧瀬戸邸」は、底曳漁船の財を成した親方・瀬戸常蔵によって昭和27年(1952)に建てられた木造2階建ての邸宅。底曳網漁の前線基地として、全国から人びとが集まり、活気に満ちていた昭和20年(1945)から40年(1965)代の稚内の雰囲気を今に伝える施設となっている。
正面と背面にそびえるレンガ造りの煙突が印象的な邸宅は、赤いトタン屋根とぶ厚いモルタル仕上げの壁が明治~大正期に見られる旅館建築を思わせる。秋田杉や孟宗竹などの上質な木材が使われた室内は、和室と洋室で構成。住宅としては大規模な厨房や、宴席の様子が再現された大広間のほか、広々とした茶室や整えられた庭園などもあり、当時の漁業の活況ぶりがうかがえる。
館内では、底曳船の模型や漁に使われた道具、当時の電化製品など、稚内の街が戦後発展していく時代の資料も数多く展示。
ポイント
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国の有形文化財にも登録される稚内市の建築物。
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底曳網漁の親方が昭和20年代に建てた邸宅。
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赤いトタン屋根とレンガ造りの煙突が外観の特徴。
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茶室や庭園、宴席に使われる三連の和室など豪華な造り。
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稚内の漁業や歴史を紹介する展示物が多数。
写真
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赤いトタン屋根と煙突、モルタルの壁が特徴的
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稚内の漁業が活気に満ちていた当時を思わせる調度品も
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敷地内には庭園も
公式FAQ
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?
無し
Q
コインロッカーはありますか?
無し
Q
再入場(再入園)は可能ですか?
不可
Q
喫煙スペースはありますか?
無し
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 旧瀬戸邸
- 郵便番号
- 097-0022
- 住所
- 北海道稚内市中央4-8-27
- 電話
- 0162-23-5151(旧瀬戸邸)
- 定休日
- 冬期不定休、夏期は無休
- 時間
- 9:00〜17:00 ※冬期(11月~3月末)は〜16:00
- 料金
- 一般200円、小中学生100円
- アクセス
- JR宗谷本線「稚内」駅から徒歩5分
- クレジットカード
- 不可
- 公式サイト
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